<4/19ー4/22、2001>
玄さんが、仕事を終えた木曜日の夜、サン・フランシスコからNew
Mexicoへ足を伸ばし、魚釣りにやってきてくれました。 予定にしていた源流のペコス、レッド・リバー、リオ・ホンドゥーは先週末に比べて、雪解けのために水量がいっきに4倍以上に増え、水の色は全くのチョコレート色
。
全く釣りになる様子はありません。当然それらの渓が流れ込むRio
Grandeもだめ・・・。急遽、予約しておいたタオスの宿をキャンセルして、最後の切り札のサン・ホワン川へ。木曜日は、朝6時に起きて出たにもかかわらず、本気で釣り始めたのは4時半を回って5時近くで、日没の7時半迄、超冷たい水のなかに入っていました。今回は予定外の行動が多くなり、総走行距離が1000マイル(1600km)
近くになってしまいました。
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翌、21日(土)は、昨日のような凄い風はなくなり、曇り空で、釣りに一番の天気。玄さんは手持ちの温度計で水温を計ると摂氏零度。昨日2時間釣って、釣果のなかったぶん、かなり、朝からプレッシャーが感じられる。最初は私の勧めで、sjウォームでのニンフ釣りをしていましたが、超散発のライズを見つけて、ドライに挑戦!なんと、深い所の向こう側にロング・キャストでの、執念の一匹です。周りでは、写真に偶然写ったようなツバメが沢山飛んでいます。
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40cm超える奇麗な虹鱒です。深みで流れが早い所なので、思ったように寄らず、けっこう時間がかかりました。玄さん自信作の#24Royal
Coachmanのテイルを短くカットしたものに、#7のティペット。慎重に、最初の一匹を無事ランでィングしました。このあと、玄さんはいっきに、緊張感が抜け、お昼の後は、回りの誰がほとんど釣っていない中、ひとりでドライで釣りまくっていました(*^^*)。ちなみに、近くに居たガイドがお客に、明日はもっと良くなる
、と根拠も無く言っていました(^^;;)。
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玄さんは、今回の釣行の目的の一つである、型の良いブラウンをドライであげました。Red
Riverの濁り水の中でSJウォーム釣った25cm位のに比べると、一回り大きくて、これがSJで唯一のブラウンでした。40cm
近くはある、型のとっても良い物で、玄さんは大満足
(*^^*)。
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日曜日の朝の釣り場はこのように雪
で真っ白になった中、2時間ほど釣ってみましたが、ニンフで虹鱒が2匹上がっただけ。あまりの寒さに、10時頃に納竿して、一路ABQヘ帰路につきました。昨日のガイドの予測はもろに外れました(^^;;)。
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KONさんとこの掲示板から、玄さんの釣行報告を一部抜粋(4/24/2001)!
一日目は夜の11時過ぎにアルバカーキ空港着。Tomさんがお出迎え。 二日目は移動+ボウズ少々+寒さ。しかし、Tomさんが泥水川からブラウンを一匹釣る。むむっ。 三日目はサン・ホワン川。 四日目はサン・ホワン川+雪+風+寒さ+ボウズ。00:03帰宅。 (とにかく、水がつめたい。)
Tomさんのサイトの1枚目と2枚目の写真の玄の立場からの解説: Tomさんが、サンホワン・ワームと#24ぐらいの真っ黒なミッジを直列にドロッ パーにしたシステムで、水温0度の川から、とにかくガバガバ釣るもんだから、多少焦 るんですよね。なにせ、こっちはニンフ系はスレでしか釣ったことがない。その上、時 差1時間の距離を飛んで来ているんだから。 ーーーー ツバメが出てるにゃぁ。 ーーーー もう2日目だにゃぁ。 ーーーー 虫が出てるんだにゃぁ。(ぶっ) ーーーー 焦るにゃぁ。 などと、散漫な思考をしながら、目を広角モードにしてライズを探す。 ついに、対岸の緩流帯でリングも作らないライズをしてる魚を見つけました。ヒレが見えてる。 でも、対岸は緩流、手前は流速が早い、魚は岸にベタベタに付いてる。玄さんのコントロールでは対岸の草にフライを食われるだけ(jj)。 「あ、あ、あ、少し離れた!」ーーーー ラッキー (^.^)♪(ぶっ)
早速、静かに位置を少し上流に移り、(ぶっ)「ミッジの合わせ。ミッジの合わせ。ミッジの合わせ。」と、3回念仏を唱えて、#24のRCP(注1)を7xティペットでキャスト!。2回ぐらい無視された後のキャストで、フライが流れているはずの所から魚の顔が「ぬ」と出た!。 (えっ! あれっ? 食ったの!?!?) 多少の取った取られたは有ったものの、念仏の御陰で合わせ切れもなく、無事ネット の中に収まってくれたのでした。
これで、今回の旅行は99%完了したような気分の玄さんなのでした。 ほっ。 |