サンタ・フェは、ニュー・メキシコ州の州都であり、州の北部、ロッキー山脈の南端に位置している。緯度は、東京とほとんど同じであるが、町自体の標高が2100mあり、周りには、標高3500mを超える山々がある。このため、摂氏40度を超えることも珍しくない南部ニューメキシコ州とは違い、北部・中央ニュー・メキシコを含むこの地方は、真夏でさえ穏やかな気候である。 はじめてこの付近の土地に住んだのは、インディアンたちであり、いまでも、この土地に住み続け、彼らの先祖たちの遺跡がいたるところに見られる。その後、メキシコより、スペイン人が侵攻し、スペインの植民地として開けた後、インディアンの文化とも融合し、一種独特の雰囲気が作り出されている。土地の名前は、スペイン語がもとになっているところが多く、現在でも、スペイン語を話す人が多い。 この独特の風土と、快適な気候もあいまって、沢山の芸術家たちが住み、町のいたるところに、彼らの絵や作品を展示して在るギャラリーが見られる。特に、夏の間(5月末から9月初めにかけて)の週末には、屋外アート・フェスティバルが頻繁にひらかれ、その芸術家の層の厚さには圧倒されてしまう。全米でも有名な観光地であり、観光客で賑わいを見せる。8月には、世界最大のインデアン・マーケットも開かれ、ホテルの予約を取るのさえも難しくなる。夏の間は、このほかにも、野外オペラ会場で2ヶ月にわたり、サンタフェ・オペラの公演(夕日が沈む8時半以降に開幕し、深夜を過ぎるまで)が続くとともに、さまざまな催し物が開かれる。 リンク: Santa Fe
1999年1月30日サンタ・フェへにて撮影。
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||